女性医師

鬱チェックをしてみよう|正直に答えることが大切

うつ病を改善するために

PCを操作する看護師

うつになりやすい人の特徴

鬱は精神病の中でも、とりわけ知名度の高い病気のひとつです。近年では鬱に罹患する患者数は増加傾向にあり、情報化社会や人間関係の希薄化といった社会的な状況も患者数増加に拍車を掛ける要因となっています。こうした鬱病を患う人の特徴としては真面目な人がかかりやすい病気とされています。真面目な人と一言で言っても多様な受け取り方があるかもしれませんが、ひとつの物事を真剣に考え込む、友達のグループから孤立しやすいタイプの人が患いやすい傾向があります。物事を真剣に考え込んでしまうと、例えば仕事のケースでミスが発生した際に、人を責めたり逆に自分の悪い点はないかなどと考えやすくなったりします。この考え方にはまってしまうと、どうしても周囲からは気むずかしい人と思われたり、友達グループから孤立しやすくなったりします。やがて周囲からは「変わった人」だとか「生真面目過ぎて息苦しくなる人」といったレッテルを張られてしまうなどで、なお孤立してしまう事があります。すると周囲からの自分に対する評価が大きく下がってしまうため、自分が悪かったと錯覚して鬱を患ってしまう事があります。難しいかもしれませんが、しかし自分自身で「他人に迷惑を掛けていない」と考えているなら、周囲の評価を気にせずに意見を通す勇気も病気予防には必要です。

病気の注意点

ネットなどで鬱の特徴がチェックサイトで公開されるようになると、近年では「心の弱い人が鬱になりやすい」とも言われるようになってきています。しかしこれは一概には言えないので注意が必要です。こう言われるようになった理由は、チェックサイトの項目に当てはまりやすい人は心の弱い人の特徴にも似ているからです。そのためチェックできるサイトの内容を鵜呑みにせず、できれば心配な時には専門医に相談をして的確なチェックを行う事が大切になります。心が弱い人は鬱になりやすいと言われていますが、しかし心の弱さや原因は目に見えない部分にあるため、専門医でも実際はわかりにくいのです。例えば胃腸虚弱や、自律神経の乱れが原因で心が弱くなってしまっているのかもしれません。本当に鬱病の原因となっている神経の伝達物質の乱れが原因となって心の弱さを作り出しているのかもしれません。心が弱いために鬱かもしれないと感じた時には、心が弱くなってしまっている原因をしっかりと考えなおす必要があります。自分自身の精神としっかり向き合う事は心が強くなるために必要不可欠なトレーニングでもあるのです。実際に医療機関でも、精神療法ではこうした認知を正すためのトレーニングが行われています。普段から精神病に強いメンタルトレーニングをするのも大切な事だと言えます。